弟子一人ももたずさふらう―御同朋の教学の構築をめざして―

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御同朋の教学シリーズ⑤
当会発行の機関紙「振興会通信」にて連載中の「シリーズ 御同朋の教学」。2001年~2009年にそこで発表された論稿を1冊にまとめた。御同朋の教学の構築のための歴史・現状・問題・課題等、多岐にわたる内容になっている。


目次

はじめに
凡例

第一章 前提
 《教学者》との連帯を通して
 差別・被差別の歴史から明らかになる「信心の社会性」
 教学の「脱構築」にむけて
 「御同朋の教学」の確立にむけて

第二章 課題
 宗祖像 再構築への視点
 仏教的「苦」理解の深化と同朋運動
 「運動を問い、運動を支える教学の確立」
 歴史と責任
 信教の自由と真俗二諦
 真俗二諦論と「社会」

第三章 現場
 「いのち」を考える視座
 今、差別解放へ向けて自立と連帯のために

第四章 総括
 「御同朋の教学」と「差別の現実から出発する」ということについて

おわりに