他力本願-同朋運動からの学び-(麻田秀潤 著)

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御同朋の教学シリーズ③
目 次 

はじめに 
 ①親鸞聖人の教えの原点に 
 ②浄土真宗の宗名と同朋運動 
 ③差別法名・過去帳調査の現実から 

1、親鸞聖人の教えと教団 
 ①他力本願の教え 
 ②他力本願の平等性 
 ③親鸞聖人の同朋教団 

2、幕藩体制下の教団 
 ①寺請制度による門徒支配 
 ②教団の身分差別制度 
 ③「真俗二諦」のなかの他力本願 

3、信頼関係の崩壊と抑圧への抵抗 
 ①「異端」としての抵抗 
 ②庶民文学に見る抵抗 

4、解放への願いと教団 
 ①『解放令』と教団 
 ②民衆の願いと真俗二諦 
 ③水平社と本願寺 

5、他力本願の教え 
 ①本願力回向の宗教 
 ②他力の信心について 
 ③現生正定聚について 

6、現実社会と他力本願 
 ①五濁悪世と他力本願 
 ②「承元の法難」と親鸞聖人 

7、現代の課題 
 ①信頼関係の回復 
 ②御同朋の社会をめざして